(ii) トランスバウンダリーサイト/水利・灌漑 の世界遺産
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「国境を越える遺産」である。
国境とは時代とともに今なお変化するものであるが、それにより構成資産を区切ることは正しい態度であるとは言い難い。
自然遺産に関して言えば、自然環境は国境により線が引けるものではないし、文化遺産に関しても国を跨いで存在する遺産は現に存在している。
国という括りに捉われず純粋に遺産としてのまとまりを示すものがトランスバウンダリーサイトである。
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聖書時代の遺丘群-メギド、ハツォル、ベエル・シェバ
イスラエル国内に200程残るテル(墳丘)のうち、重要なメギド、ハツォル、べエル・シェバの3つが登録範囲。 これらはいずれも旧約聖書に登場することでも知られている。 また、古代の水利施設の遺構が発見されている。
登録国 イスラエル 登録年 2005年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (iv) , (vi) -
シュトルーヴェの測地弧
北端はノルウェーのハンメルフェスト岬から南端の黒海まで10ヵ国を貫くトランスバウンダリーサイト(多国間に渡る世界遺産)である。 天文学者フリードリヒ・フォン・シュトルーヴェが1816年から1855の間、史上初めて長距離の1経線を正確に測量したものであり、三角測量の手法が採られた。 この測量は地球の正確な形状・大きさが証明されるプロセスに多大な貢献をもたらした。
登録国 ベラルーシ , ノルウェー , スウェーデン , フィンランド , ロシア , エストニア , ラトビア , リトアニア , モルドバ , ウクライナ 登録年 2005年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (vi) -
青城山と都江堰水利(灌漑)施設
青城山は四川省都江堰市にある、道教の発祥の地の一つとして知られる景勝地である。 一方、都江堰(とこうえん)は四川省都江堰市西部の岷江にある灌漑施設である。在も岷江の水流を担っており、成都平原に水を供給し続けている。
登録国 中国 登録年 2000年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) , (vi) -
ベームスター干拓地(ドゥローフマーケライ・デ・ベームステル)
オランダ北西部、北ホラント州に位置するベームスター干拓地は、17世紀初期より始まるオランダ最古の干拓地。内水を排水用の風車によって干拓した。 農場、道路、運河、堤防、居住地などが計画的に配置され、それが原形のまま残されている。世界の各地域の干拓事業に多大な影響を与えてきた事業といえる。
登録国 オランダ 登録年 1999年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iv) -
ベルギーとフランスの鐘楼群
フランス北部及びベルギーのフランドル地方・ワロン地方に点在する11〜17世紀に作られた56個の鐘楼群。 フランス、ベルギーなどでは市民憲章で自立・自由を象徴する鐘楼の建設を重視していた。 1999年に「フランドル地方とワロン地方の鐘楼群」として32の鐘楼が世界遺産に登録され、2005年にガンブルーの鐘楼、フランスのノール=パ・ド・カレー地域、ピカルディー地域の23の鐘楼の...
登録国 ベルギー , フランス 登録年 1999年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
カゼルタの18世紀の王宮と庭園、ヴァンヴィテッリの水道橋、サン・レウチョの関連遺跡
ナポリ王国のヴェルサイユと称されるガゼルタは、スペイン・ブルボン王朝のカルロス3世によりヴェルサイユとマドリードの王宮に対抗して建設された。 この噴水や庭園に水を引く為に40km離れた山地から水を運んでおり、その水道橋も構成遺産に含まれる。 また、サン・レウチョの絹産業遺跡群も含まれての登録となった。
登録国 イタリア 登録年 1997年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iii) , (iv) -
ランメルスベルク鉱山、 歴史都市ゴスラーと オーバーハルツ水利管理システム
ドイツ中部にあるゴスラーは銀を産出するランメルスベルク鉱山により栄えた。 ハインリヒ2世はこの地で採掘された銀で「オットー・アーデルハイト・ペニヒ」という貨幣を作った。 ハンザ同盟に参加したことでも知られるが、後にこの地は衰退したため中世の街並みが現在まで保存さることとなった。 2008年「オーバーハルツ水利管理システム」が構成遺産に追加され登録...
登録国 ドイツ 登録年 1992年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iii) , (iv)
