コモド国立公園

Komodo National Park

コモド国立公園について

インドネシア南部にある小スンダ列島に位置し、主要3島であるコモド島・リンチャ島・パダール島を含む国立公園である。
世界最大のトカゲとして知られるコモドオオトカゲが棲息しており、他にも希少種のイルカ等がみられる。

乾燥したサバンナが生んだ「進化の孤島」: 周囲の島々が熱帯雨林に覆われている中、コモド諸島は極端に降水量が少ない乾燥帯に属する。この乾燥した山岳地形と荒々しいサバンナという特殊な環境が、外敵を寄せ付けず、太古の生態系をそのまま閉じ込めるタイムカプセルの役割を果たした。

海洋生物多様性:太平洋とインド洋の海水がぶつかり合い、強力な潮流が深海から栄養分を運び上げる。これにより「コーラル・トライアングル」の中でも際立った多様性が育まれており、サンゴ礁、マングローブ、海草藻場が近接して存在する複雑な海洋生態系は、海洋生物学的に極めて価値が高い。

比類なき自然の色彩美:険しい火山性の稜線、黄金色の草原、そして世界に数か所しか存在しない「ピンクビーチ」など、自然が作り出した色彩の対比は、審美的な評価が非常に高い。特にパダル島の3つの湾が描く曲線美は、地球の造形活動が生んだ最高傑作の一つとされる。

地形・地質学的特徴:この地域は活動的な地質帯に位置しており、隆起したサンゴ礁や火山活動による急峻な地形が複雑に入り組んでいる。この「垂直な地形」が、限られた面積の中で多様な微気候を作り出し、乾燥に強い植物から深海のサンゴまでが共存する、高密度な生命圏を支える基盤となっている。

概要

登録国 インドネシア
登録年 1991年
登録基準 (vii)(x)
分類 自然遺産
その他の特徴 国立公園 / 固有種 /

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